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完全なリモート環境を構築⑤

 特集 「パソコンの遠隔リモートの構築」⑤ 
WOL「Wake On LAN」の設定をしよう
 ■ダイナミックDDNSサービスを利用した場合
  (ルータにDDNSサービスを利用できる機能がある場合)
  変更されたグローバルIPアドレスとサブドメイン名で紐付けた擬似的IP(動的IPアドレス)を使って
  アクセスする方法となります。この場合、ルータにDDNSサービスを利用できる機能がないと利用
  できません。例として NECのAterm WG1800HP2でご紹介します。
  以下の項目を入力したあと、[設定]をクリックします。
  MACアドレス-WoL機能を利用して起動したいパソコンのMACアドレスを入力します。
  「XX:XX:XX:XX:XX:XX」で入力します。
  端末名-WoL機能を利用して起動したいパソコンの名前を設定します。
  「PCリモート起動機能」で「使用する」にチェックし、以下の項目を入力したあと[設定]
  をクリックします。
  アカウント/ユーザ名/パスワード/アクセスポート番号  ※ダイナミックDDNSサービスで
  取得した情報を入力
  保存で終了です。
  WOL起動方法は下記の通りです。
  ■WAN側から起動する。
   ①WWWブラウザの「アドレス」欄に、本商品WAN側のIPアドレス(またはURLと)
  「PCリモート起動設定」で設定したポート番号を入力し、Enterキーを押します。

   ■URL入力例
   http://XXX.XXX.XXX.XXX:YYYY
 IPアドレス(またはURL):ポート番号

 ※IPアドレス(またはURL)とポート番号はコロン(:)で区切ってください
 <お名前.com(R)をご利用の場合のURL>
 「詳細設定」-「DDNS設定」で設定したホスト名+ドメイン名
 <ホームIPロケーション機能で起動する場合のURL>
 「情報」-「現在の状態」の「ホームIPロケーション名」に表示されている
 ホームIPロケーション名

   ②「PCリモート起動設定」で設定した、ユーザー名とパスワードを入力し、[OK]を
    クリックします。
   「PCリモート起動」画面が開きます。
  ■LAN側から起動する。
   ①WWWブラウザの「アドレス」欄に、「クイック設定Web」のURL(またはIPアドレス)と
   「PCリモート起動設定」で設定したポート番号を入力し、Enterキーを押します。
   URLとポート番号はコロン(:)で区切ってください。

   ■URL入力例
   <PPPoEルータモード/ローカルルータモードの場合>
   http://aterm.me:YYYY
   (YYYYはポート番号)

   ②PCリモート起動設定」で設定した、ユーザー名とパスワードを入力し、[OK]をクリック
    します。
   「PCリモート起動」画面が開きます。
以上で「ダイナミックDDNSによるWOL起動」の設定は終了です。
次にSSL-VPNサービスを利用した設定をして見ましょう。 

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